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「しっかりとしたトレードテクニック」と「明確な損切り」を身につける

公開日: : FXスキャルピングの手法

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スキャルピングで生き残るために必要な「しっかりとしたトレードテクニック」と「明確な損切り」の力を養成するためのトレーニングを紹介しましょう。

「もっと儲けたい」「あと2pips伸びたら利食いたい」「なんとかプラスまで戻らないか」と、トレード中はさまざまな誘惑が心の中を駆け巡りますが、この誘惑に負けると間違いなくFX寿命は短くなります。

そんな自分に打ち勝つためには、明確なルールを決め、それを遵守することです。それにより心理的要素を排除するわけです。

それでも完全に「迷い」を排除することは難しいのですが、まずは「自分の心理状態に左右されないようにする」意識を持つことが大切でしょう。

そんな自分を鍛錬するために、おすすめするのが「1pip抜きトレーニング」です。文字通り、1pipの利益が出たら決済することをただただ繰り返します。これは利益を上げることや勝率を上げることが目的ではないので、利益が出そうだからといって、「もう少し利を伸ばそう」と我慢することはしません。

このトレーニングの目的は、おもに以下の4点です。

①行動プロセスの自動化

短期間に何度も「エントリー→イグジット」をすることで、一連の動作を半ば無意識にできるようにし、トレードテクニックとともに「取引ソフト」の操作スピード、入力スピードを高速化させる。

②知覚と反射の統合

集中してチャートを監視することで超短期的な値動きの「クセ」や「特徴」、値動きの「流れ」を体感できるようにするのと同時に、エントリーチャンスが来たと思ったら、即座にエントリーする反射神経を向上させる。

③損切りの判断力アップ

自分で決めた「利食い幅」「損切り幅」を厳守する精神力をつけることで、迷うことなく「損切り」ができる反射神経と決断力を養う。その結果「プロスペクト理論」の影響を最小限にする。

④ストレス耐性のアップ

1pip抜きトレーニングは大変にストレスがかかるが、その強いストレスのなかで膨大な数のトレードを延々と繰り返すことによって、強靭な精神力を養成する。

「1pip抜きトレーニング」を何百回、何千回とやると、もはや「根性」とか「気合」の世界ですが、現在のトレードテクニックを身に付けるために、このトレーニングは大きな貢献をしてくれます。

知識と違い、テクニックですから少しずつ長期間にわたってトレーニングするよりも、短期集中的に膨大な量の反復トレーニングを行うほうが有効でしょう。

1日10回×3セットと決めて、体の覚え込ますようトレーニングを繰り返していくと、気付いたときにはトレードテクニックの向上だけでなく、メンタル面でも強くなれたことを実感できると思います。

実際のトレードでは、予想したり、考えたり、迷ったり、躊躇したり、後悔している暇などありません。短期トレードにはきわめて効果的なトレーニングですから、体に覚えこませるまで何度も繰り返しましょう。

 

 

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